皆さんこんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
前回、SDGsについてお話をさせていただきました。
今回はその中で、みなさんが最も身近にあるであろう食品ロスについてのお話です。
出典元:https://www.irasutoya.com/
食品ロスとは『まだ食べられるはずの食品が廃棄されている社会問題を指す言葉』です
この食品ロスですが、私たちが思っている以上に深刻な状況かもしれません
なぜ、食品ロス削減が取り組まれているか
現在、世界ではどれほどの食品が廃棄されているか知っているでしょうか。
実に年間でおよそ13億トンもの食品ロスが出ています。
2019年の世界人口77億人に対し、その内の1/9である約8億人が栄養不足という統計が出されています。
日本の現状とは?
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平成29年度の推計によると、国内では年間約612万トンの食品ロスが発生しています。
(内訳:事業者 およそ328万トン、家庭 およそ284万トン)
一人当たりに換算すると、年間ではおよそ48kg、1日あたりおよそ132gの食べられる食品が廃棄されていることになります。
世界規模で援助された食料の総量は、平成30年で年間約390万トンなので、日本国内の食品廃棄の量はこの1.6倍にものぼり、援助する食料総量以上を日本国内で廃棄しています
具体的な取り組み
「サステナブルえびせんべい」
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通常価格より安く商品を販売することが主流な食品ロス対策ですが、これだけでは持続可能な解決方法とは言えません。
企業とお客様、双方が嬉しい持続可能な社会の実現を考えた結果、桂新堂から出る「甘えびの頭」、若鯱家から出る「うどんの端材」という本来は美味しく食べられるにも関わらず、使いきれなかった部分を使ってSDGs・食品ロスについて考えながら美味しさにこだわったお菓子をつくり、お客様に喜んでいただく。持続可能なビジネスモデルです。
パン屋×日本気象協会で食品ロスを約24%削減
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日本気象協会(東京都豊島区)は、小売業向け商品需要予測サービス「売りドキ!予報」の福岡市バージョンを開発し、2020年9月から実証実験を行った結果を発表しました。
参加企業8社のうち、唐人ベーカリーでは売り上げ上位30品目で、実証期間の2020年9月~10月の廃棄率が前年同期比24.4%削減、実証期間直前の7月~8月と比べて14.8%削減しました。
SDGsを目指す「社会貢献型通販モール:WakeAi(ワケアイ)」
フードロスや食品ロスの削減、更にはフードバンク活動など、具体的な活動でのSDGs実現を目指す「社会貢献型通販モール:WakeAi」が、このたびWakeAiに無料登録されたユーザーさま向けに、メールマガジン配信・Facebookグループ投稿を通じて割引クーポンを案内されました。
割引対象商品の「WakeAi販売価格から更に5%OFF」を行う【WakeAiの日:限定クーポン割引キャンペーン】を開始しました
まとめ
いかがでしょうか。
食品ロスは普段生活するうえで一番身近なものだと思います。
一人一人の意識次第でSDGsに大きく貢献できます。
現状を知って、そこからどうするべきか、自分ができることをしていきましょう。
そして、僕自身経営を学んできて、大事にしてきたのは、常に自分事として考えることです。
自分がやらなくても誰かがやってくれると考えるのではなく、常に自分視点で行動してSDGsに貢献していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の記事でまたお会いしましょう。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)