皆さんこんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
皆さんは「ジェンダー」という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?
・女性の社会進出や、皆が生きやすい 社会の実現
というポジティブなイメージから、
・性差別、男尊女卑や女尊男卑
というややネガティブなイメージなど、人によって様々かと思います。
最近では「LGBTQ」の認知も広まっており、今や世界中で注目されている「ジェンダー問題」についてお話出来たらと思います。
1.ジェンダー問題と男女平等指数
ジェンダー問題とは、性別の違いによる差別や不平等についての問題です。
「性別」という特徴で不公平や不平等を受けてしまう、そんな社会を変えていこうとする声が世界中で広まっており、SDGs目標にも掲げられています。
「世界平等度ランキング」という男女の社会進出や政治参加などの男女間の平等度を国別で順位付けしたものも毎年発表されており、日本は156か国中120位と、G7(主要7か国)、東アジアの中で最下位を記録しています。
このランキングは経済・政治・教育・健康の4つの観点から決められており、
日本は特に「政治」の部分で大きく後れを取ってしまっていますね。
2.ジェンダー問題の難しさ
ジェンダー問題の難しい点は、「男女平等」の定義が人それぞれ違う事です。
性差別はもちろんあってはいけない事ですが、「差別」と「区別」の基準が人によって異なります。それだけでなく、全ての人に理想の「男女平等社会」が存在し、全員の考え方は多岐にわたります。
ジェンダー問題には様々な価値観がありますし、そうあるべきだと思っています。
しかし、「男女平等」という同じ理想を目指している方同士で考え方が合わず争いに発展することも多く、より複雑化してしまっているのが現状です。
3.ジェンダー問題との向き合いかた
ジェンダー問題の根本は、「理想の押しつけ」にあります。
・男は外で稼ぎ、女性は家事育児をするもの
・男なんだから我慢しろ、女なんだからおしとやかにしなさい
・男のくせに頼りない、女のくせに愛嬌がない
多様性を認める動きが進みつつある一方で、上記のような昔ながらの価値観がまだまだ根強く存在します。
どちらも否定するわけでは無いですが、共存していくには非常に難しいなと感じます。
しかし、いつまでもそのまま平行線では社会は変わっていきません。
僕はジェンダー問題と向き合っていく中で大切なのは、1人の人間として接する事だと思います。
もちろん、男女で体のつくりも違いますし、価値観や得意分野が性別毎に分かれている傾向もあるとは思います。
そこを理解した上で、目の前の相手が
・何を大事にしているのか
・どういう人生を歩みたいのか
にフォーカスして、その価値観を尊重していくことが一番の近道だと信じています。
4.まとめ
SDGsの中でも、ジェンダー問題はとても大きくて繊細な問題ですし、とても深いです。
僕はジェンダー問題は解決するというよりは、うまく付き合っていく必要があると考えています。
お互いが納得した関係性を作る事が、ジェンダー問題と上手く付き合っていく事だと信じて、1人でも多くの方とより良い人生にしていくために、全ての方に全力で関わっていきます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献:【当事者監修】LGBTQとは?【2021年度最新版!】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」