みなさん、こんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
皆さんはSDGsという言葉を聞いたことがありますでしょうか。
過去、私のブログから、SDGs関連の記事を投稿させていただきましたが、世界規模で取り組まれているのがSDGsになります。
そのため、SDGsという言葉を知っている人は多いと思います。
ですが、実はSDGsの原点となるものがあるのを皆さんはご存じでしょうか。
その名は、
「MDGs」
本日は、このMDGsについて紹介します!
SDGsの原点である「MDGs」とは!?
出典元:https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/mdgs-sdgs/
MDGsは、2001年にまとめられた2015年までの国際目標であり、
「Millennium Development Goals(ミレニアム開発目標)」
の頭文字に由来しています。
ミレニアムとは「1000年」を意味する言葉です。
次なる1000年の節目となった2000年、ニューヨークに世界189か国が一堂に会し「国連ミレニアム・サミット」が開催されて国際目標が定まったそうです。
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MDGsの具体的な政策とは
出典元:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%9C%B0%E7%90%83&srt=dlrank
それでは、MDGsは具体的にどのよう目標や、ターゲット、指標があるのでしょうか。
MDGsは八つの目標と21のターゲット、60の指標が定められ、発展途上国の普遍的人権の促進と啓発が目指していました。
八つの目標
1.極度の貧困と飢餓の撲滅
2.初等教育の完全普及の達成
3.ジェンダー平等推進と女性の地位向上
4.乳児死亡率の削減
5.妊産婦の健康の改善
6.HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延の防止
7.環境の持続可能性の確保
8.開発のためのグローバルなパートナーシップ
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MDGsの成果は!?
出典元:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%9C%B0%E7%90%83&srt=dlrank
MDGsは2001年にまとめられた2015年までの国際目標です。
国連はこのMDGsで掲げた八つの目標において以下のような活動成果を出しています。
◆「開発途上国で極度の貧困に暮らす(1日1ドル25セント未満で暮らす)人々の割合」
⇒1990年の47%から14%に減少
◆「初等教育就学率」
⇒2000年の83%から91%に改善
◆「インターネットの普及率」
⇒2000年に世界人口の6%から43%まで増加
◆「HIVへの新たな感染者」
⇒2000年から2013年の間で約40%低下
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まとめ
いかがでしょうか。
SDGsの原点となるMDGs、知らなかった人が多いかもしれません。
この国際目標は、世界規模で地球をどうしていきたいかという方向性を定める大切なことだと思いますが、それに対する一般的な認知度は低かったと思います。
しかし現在のSDGsは、地球温暖化や人口増加に対する資源の確保、科学技術の進歩があり、見て見ぬ振りができない状態までいって、認知度が高まったと思います。
人は目先のことは取り組みやすいですが、長期的なことになると取り組むスピードが遅くなりがちです。
仕事に対する姿勢もですが、緊急ではないけど重要なことを後回しにせずに今から少しずつ取り組んでいきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献: