みなさん、こんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
みなさんは2021年の夏ドラマで放送された波留さん主演のドラマ『ナイト・ドクター』を観たことがありますでしょうか。
医師の働き方改革のため、日勤+夜勤ではなく夜の時間帯に働く専門の医師を描いたドラマになっています。
要約すると、日中だけではなく、夜の時間帯に働く人も、僕たちの日常を支えているということです。
本日はそんな夜の時間帯に働く人、仕事にフォーカスをしていきます
夜に働く人はどれくらいいる!?
平成14年9月に厚生労働省が業務上深夜に働く人の割合が、どのくらいあるかを発表しました。
深夜業務に従事する労働者の割合は、『20.7%』とのことです。
事業所規模が大きいほど深夜業務に従事する割合が高くなっているそうです。
現在(令和3年)での数字は発表されていないため、少し前の数字になります。
ですが、働いている人の2割が夜間仕事をしているとすると、思ったより多くの人が夜間で仕事をしていると感じるかもしれません
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夜勤がある職種
出典元:https://www.pakutaso.com/20150235048post-5183.html
それでは、夜の時間帯で働く職種はどのようなものがあるのでしょうか。
コールセンター
ホテルスタッフ
駅やビルの清掃員
工場勤務
病院の夜間受付・医療事務
介護士・介護夜勤補助
看護師
サービス業
ドライバー(トラック、タクシーなど)
土木作業員
警備員・交通誘導員
インフラエンジニア
SNSやキャッシュレス決済アプリの監視
医療検査補助
電話カウンセリング
海外からの問い合わせメールの翻訳
食品などの仕入れ・集荷・仕分け
公務員である警察官や消防士、自衛官や、刑務所、税関、入国管理局の職員も夜に働きます。
どの職種も普段生活するために必要なものばかりですね。
特に健康や人の生き死にに関係する医療業界で、看護師や医者は24時間関係なく何かあったときに絶対必要な仕事です。
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3.SDGs|目標3 すべての人に健康と福祉を
出典元:https://sdgs-support.or.jp/journal/goal03/
今話題のSDGs 目標3 「すべての人に健康と福祉を」では、「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」をテーマとしています。
現在、世界中では基礎的な医療保険サービスを受けられない人が世界人口73億人の半分、約36億5000万人いると言われています。
そして、世界では5才の誕生日を迎える前に亡くなる子どもたちが年間約560万人もいて、これは5秒に1人の子どもが命を落としている計算になります。
2016年の5歳未満児の年間死亡数約560万人のうち、約8割は途上国である南アジア・サハラ以南のアフリカの子どもたちで、彼らは大人になることさえもできずに亡くなっているそうです。
日本では、世界的に見れば医療が充実しているかもしれません。
ですが、日本国内にもさまざまな格差があり、必要な受診ができない状況の人がいます。
そのうちの一つが夜間診察であり、夜中でも診察が受けられるというのは、夜の時間帯で仕事をしている人にとっては安心ですね!
まとめ
いかがでしょうか。
夜の時間帯の仕事で働くと決めていても、その人が心身ともに健康であることかどうかが大事です。
8割の人が寝る中、残りの2割の人が働いている夜の時間帯、新卒1年目から定年までずっとこの働き方ができるかと言われると厳しいかもしれません。
ですが、今、快適に日常生活を過ごせているのは、誰かが日中、夜勤問わずに働いているのが実情です。
大事なのは、自分のなりたい姿、将来を描いて、その道を突き進むこと!
自分でやると決めたのなら、その道を突き進みましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献: