みなさん、こんにちは!
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
みなさんは、ドラえもんをご存じでしょうか?
ご存じの通り、秘密道具で僕らを手助けしてくれる、ネコ型ロボットのアニメです。
なんとこのドラえもんを、現実のものにしようと、活動を続ける研究者の方がいます。
今回は、IT・テクノロジーを超えた、彼の取り組みについてご紹介いたします。
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ドラえもんを実現をするために
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「ドラえもんをつくりたい」
そんな壮大な夢を追いかけるのは、日本大学文理学部 情報科学科の助教を務める大澤正彦さん。
物心ついたころからドラえもんが好きで、いつしか本気で実現したいと考えるようになったのだそうです。
大澤さんがそのために取り組んでいることは、それぞれがビジョンを持ってプロジェクトを実行していく「コミュニティ作り」です。
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目指すは「ウニ型」の組織
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2020年12月に「次世代社会研究センター(RINGS)」を設立し、現在は150人ほどが所属しています。
大澤さんが大事にしているのは、「いかに100人を合理的に動かすか」といった一般的な組織論ではなく、「一人ひとりの夢を叶えるために組織がある」という考え方です。
それぞれがバラバラの方向を向いていても、根っこではしっかりつながり、みんなで協力しあっていける。そんな「ウニ型」の組織を目指しているそうです。
実際に「学べるゲームをつくりたい」という声が上がると、「ボードゲームショップで働いているからゲームのつくり方がわかる」「ゲームをプログラミングでつくれる」などと、他の学生が協力する動きも出てきます。
広い視野と知見が合わさり、1人では達成できないことが実現できていくと言います。
大澤さんはそんな出来事を、のび太がドラえもんに泣きつくところから、想像もできないような冒険が始まる光景に重ねて考えているのです。
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あなたはどんな未来を作りますか?
大澤さんの計画は1/4まで進んでおり、2044年にドラえもんの完成を目指しています。
IT・テクノロジーの発展した未来で、ドラえもんが現実に登場するかもしれないと考えると、ワクワクしますね!
また大澤さんの話を聞いて、コラボレートやコミュニティのパワーを再認識したように思います。
僕も自分のビジョンにワクワクしながら、今日も仕事していきます!
久保佑輔(くぼゆうすけ)
≪参考文献≫
ドラえもんの実現を目指す研究者が、「偏差値50」の大学を選んだ理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)