みなさん、こんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
皆さん、銭湯は行きますか?
僕は普段、時間短縮のためにお風呂はシャワーのみで、かなりのはや風呂です。ただ、お風呂は好きなので、たまに行く銭湯が非常に楽しみです。
昔ながらの銭湯と言えば、壁に書かれた富士山。というイメージが強いですが、今ではスーパー銭湯の進出や新型コロナウイルス感染拡大の影響で、古くからある銭湯がどんどんお店をたたんでしまっています。
その中で、閉業した銭湯の空間を、カフェ・レンタルスペースにリニューアルした不動産会社を発見したので、ご紹介します!
銭湯から生まれたカフェ&レンタルスペース
株式会社べステイトは、2016年に廃業した銭湯哉湯(かいさいゆ)の空間を利用した銭湯カフェ「レボン快哉湯」をオープンしました。
「記憶をつなぐカフェ」をコンセプトに、銭湯だった当時の姿をそのままにリノベーションしたカフェで、再び地域の方の憩いの場となっています。銭湯として利用していた当時の記憶を思い出しながらコーヒーを楽しむことが出来るカフェ。とてもおしゃれですね。
レボン快哉湯は、カフェだけでなくレンタルスペースとしても利用可能で、
- カフェ側(旧脱衣所側)
- オフィス側(旧浴場側)
- 全体
の3つのプランがあります。
快哉湯は築90年越えの銭湯で、非常に歴史のある施設でした。古くから愛されてきた銭湯が、カフェ兼レンタルスペースという、現代の事業体として利用が出来るのは面白いですよね。
ベイテストの不動産活用サービス rebon
今回取り上げた株式会社ベイテストの、rebonというサービスは、廃業した・廃業が決まった施設の見た目をそのままに、違う店舗に変えて復活する事業です。
人々の思い出が詰まった不動産を土地・地域に合った形でリニューアルすることで、再び人が集まる施設として復活させることを目的としています。
今回の快哉湯をリニューアルしてカフェ&レンタルスペースとして活用したのが、まさに代表的な例だと感じました。
「記憶をつなぐ」というコンセプトの通り、今は使われていないが昔はにぎわっていた場所を思い出はそのままに現代でも快適に利用できるような事業です。
思い出の場所を新しい楽しみ方でまた利用できるのは、とても嬉しいですよね。
まとめ
今回はちょっと変わった不動産事業「rebon」について取り上げました。不動産会社は非常に多く、約33.7万社あると言われています(公益財団法人不動産流通推進センター調べ)。
その中でも、古くから愛されていた施設の形はそのままに、現代のニーズに合った姿に変えて復活させる事業はとても魅力的で珍しいなと感じました。
残念ながら廃業が決まっているが、建物はそのまま残したい!という方は、問い合わせてみたり、管理人さんに教えてみるのも面白いかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献:築90年超の“エモい”銭湯空間を貸切!スペースレンタルサービスを開始! | antenna*[アンテナ]
参考文献:【レボン快哉湯】築90年超の"エモい"銭湯空間を貸切!女子会・撮影・ワークショップ等に最適なスペースレンタルサービスを開始!|株式会社ベステイトのプレスリリース (prtimes.jp)
参考文献:【"記憶をつなぐ"カフェ】築90年を超える元銭湯を活用したカフェrebon Kaisaiyu(レボン快哉湯)が7月11日(土)オープン!|株式会社ベステイトのプレスリリース (prtimes.jp)