みなさん、こんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
本日は、部下や後輩がいる上司や、講師など人材育成をする人、職場環境をよりよくしたい人、必見の内容です!
経験値の差や年齢の差からどうしても、人に対してマウントを取ってしまう人がいるのではないでしょうか。
マウントを取るというのは「自分のほうが上なんだぞ!」というアピールをすることです。
自分がマウントを取りがちだと気づいている人はまだいいですが、むしろ、一大事なのが自分が人にマウントを取っていることに気づいていないパターンです。
マウントを取っていないつもりでも、相手がマウントを取られていると感じたら、おしまいです。
大事なのは、まず気づくことです!
人と関わる際に、自分の行動や言動が人にどのような影響を与えているか考えてみましょう!
マウントを取る人はどんな人?
出典元:https://www.istockphoto.com/jp/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E8%85%95%E7%B5%84%E3%81%BF
マウントを取る人というのは承認欲求が強い人です。
承認欲求というのは「周りからすごいと思われたい、認められたい」という欲求です。
そして、承認欲求が人一倍強いのに、その裏では自信がなくて不安でたまらない。自尊心を保てなかったり、努力して自分の価値を上げることができなかったりします。
承認欲求が強く、実は自信がなくて不安でたまらない、そして自己中心的な人がマウントを取りがちな人に表れるキーポイントかもしれません。
その根底にあるのは、自分大好き人間であり、人から認められたい・褒められたいという心理です。
人は誰でも、自分は価値がある人と、思われたいプライドがあります。
そのプライドを守るために、マウントを取って、目の前の人よりも優位な状態を作り出してしまっているかもしれませんね。
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自慢話はマウントを取っている?
自慢話はマウントを取っていると言えるでしょうか?
正確には、自慢話がマウントを取ることにつながることもあるかもしれません。
ですが、何かを自慢する際に大事なのは、大前提がフォー・ユー目線を忘れないことです。
自分が一方的に話すだけではなく、相手の話をしっかり聞くこと、聞ききる意識をもっていることが大切です。
人の話を聞いてもいないのに、自分の話だけ相手が聞くというのはおかしな話です。
そして、自慢話をする上で大切なのは、自慢する結果だけでなく、過去自分がどうだったかを交えて話すことです。
そうすると、親近感がわき、聞きやすくなります。
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マウントを取られたら意識すべきこと
出典元:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E7%90%86%E7%94%B1&srt=dlrank
それでは、逆にマウントを取られたらどのようなことを意識すればいいでしょうか。
特に、気が弱い人、主張がない人、優しい人ほど、マウントを取られがちです。
そんな人ほど、
・何か自慢されても「へーそうなんですねー」とだけ言ってスルーすること
・「マウントを取らないで下さいよ」と指摘すること
・お願いされたときに全部受けずに断ること
が大切です。
大前提、人のお願いや話を、100%すべて受けて他人を優先しなければいけないということはありません。
人はみな平等で、使える時間も限られています。
そして、話を断ったから、人の話を受け流したということが、相手を尊重していないのとイコールではありません。
むしろ、そのようなマウントを取りがちな人に気づかせるために、相手のためを思って実行してあげるのも優しさです。
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まとめ
いかがでしょうか。
どの職場でもマウントを取る人はいるのではないでしょうか。
人と関わるうえで、コミニケーションは必須で、話題提供や話を盛り上げるために自分の話をする、自慢話をするのは正解と言えます。
ですが、大事なのは、自分のプライドや優位性を保つような自分本位な考えをするのではなく、目の前の人を尊重してあげることです。
人材育成や後輩指導など教育する立場の人と教わる人など、立場が異なりますが、こと人間関係においてはフラットな関係性を築くことが大切かもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献: