みなさん、こんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
女性活躍や育児休暇など、ジェンダーにかかわる法案や、各企業による制度が徐々に日本でも、大手企業を中心に作るようになりました。
とはいうものの、STEM分野ではほかの業界と比べると、これが進んでいません。
※STEM分野とは、それぞれの頭文字を取った言葉で、科学・技術・工学・数学の教育分野を総称した言葉です。
そんな社会を変えるために、女子中高生を対象にIT・コーディング講座やグローバルアプリコンテストへの日本出場チームの支援などを行っている、2019年設立の一般社団法人「Walffe」を紹介します。
「Waffle」とは?
どのような団体かというと、以下サイトからの抜粋です。
「職業選択におけるジェンダーギャップ」をなくしたいという想いから立ち上げています。特に、自分自身が身を置いてきたIT分野のジェンダーギャップ解消を目指しています。
※引用元:https://forbesjapan.com/articles/detail/44619/4/1/1
という組織です。
確かに日本におけるSTEM分野は男性が考えるものというイメージが強いのではないでしょうか?
しかし、今後の日本のIT技術の進歩を考えると、男性だけに頼ってはいられず、男女関係なく、その分野で成果を出していかなければ、日本が海外諸国に後れを取るのは目に見えています。
例えば、GAFAは日本ではない国が発祥です。
日本では何があるかというと、一昔前までは、メーカーとしてトヨタなどがありましたが、今では海外諸国に並ばれています。
そのような点においても、この団体が目指している社会の重要性がわかるのではないでしょうか?
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ジェンダーギャップをなくすこととは?
そもそもギャップはなぜ生まれるかというと、記事にもありましたが、上の世代の固定観念や、無意識での差別です。
例えば、一昔前は出稼ぎに行くのは男性、女性は専業主婦というのが当たり前だった時もありました。
そう考えるとSTEM分野における女性の進出を妨げているのは、彼女らを教育している世代、例えば、先生、はたまた両親もそれにあたるかもしれません。
そう考えるとその世代の意識改革が必要になります。
記事では、その中で「官民連携の仕組みづくり」、「女子中高生が受講しやすい環境づくり」を上げています。
すごく納得させられる考えだと思いました。
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まとめ
この記事を通して、意識改革というワードはジェンダーに限らず常に付きまとうキーワードだなと感じました。
特に、ジェンダーギャップをなくすことにおいては、もともと日本が極端に男尊女卑だった時代があり、それがいい意味でも、悪い意味でもまだまだ散見されるためより根強いものがあるなと感じています。
自分の会社では、このテーマでは解決策があげられるかわかりませんが、人の属性での区別はせず、しっかり組織を拡大していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献: